本
『アイ・ロボット』を一緒に見に行った人に、「それにしても、なんで『アイ・ロボット』てタイトルなんだろ?」と聞かれ、つい「アシモフって人の『われはロボット』ていう小説があるんだよ」などと答えてしまったヘボはわたしです。あとで思い出したのだが…
いくらなんでもいまどきこれはちょっと無理っていうか、さすがにどうしようもないなあ、などと思いつつもけっこう楽しく読んでしまった。時代を感じさせる大げさな文体がなかなか味っぽくて、たまにはこういうのも悪くない。けど、アマゾンとかで星五つも付…
手の込んだ小説で、なかなか面白かった。序盤にこの物語のキーワードが「分身」であることが巧みに提示され、重層的に展開していく、さらっと読んだだけでは気づかないような伏線もいろいろありそう。瞬間移動のイリュージョンにニコラ・テスラの発明品が絡…