職場では有線放送が鳴りっぱなしになってて、たいていうざいJ-POPが流れていて、て話は前に書いたっけなあ。たぶん書いてないよな。わたしにとってはJ-POPのおよそ98%は、この世の中でも極めつきに耳障りな騒音であって、非常にこう、神経が擦り減ったりするわけだ。たまにどーにも我慢できなくなって、洋楽のヒットチャートに換えたりするのだが(もちろん、そんなのが聴きたいわけじゃない。日本語の歌と比べたら歌詞が理解できない分だけ我慢しやすいと言うだけの話。そもそも、わたしがほんとに聴きたい音楽なんてものは、有線のチャンネルには無い、と思う)、いつのまにかJ-POPになってて、その度に「それってつまり、J-POPを好きで聴いてる人もいるって事だよね」という考えてみれば当り前の事実を、軽い衝撃とともに確認しちゃったりするのであったが、そんな調子なので、いまの職場にいた一年でけっこうJ-POPに詳しくなった。ような気がするが、曲は聴いた事あっても誰が歌ってるかなんてことはやっぱり全然わかってないわけで、「ジュピター」を歌ってたのが平原さんという人だということもほんとについ最近知った。あの曲が流行ったのって、一昨年だったっけ? そういえば、一昨年の年末に実家に帰ったとき、はなわとかいう芸人を知らなかった件で家族全員から思いっ切りバカにされたんだった。20年前にキョンキョンを知らなかった親父にまで! くっそー!

んで、年末にさかんに聴かされたなんかヘンな「ラスト・クリスマス」、J-POPのチャンネルで鳴ってるくらいだからやっぱり日本人が歌ってるのかなあ、などと思っててたが、あれ、織田裕二なんですか? いやあ、驚いちゃったなあ。テレビもほとんど見ないんで(特にドラマは毛虫並みに嫌い)、ほんとに全然知らなかった。それにしても「ラスト・クリスマス」歌ってる織田裕二の顔、まるで想像できないんですけどねえ。ワム!織田裕二を結ぶラインが見えないというか(ゲイって噂があるんですか、そういうラインなのか)。少なくとも(タイアップだから当り前鴨だけど)織田裕二が昔からワム!が大好きで!一度はカバーしてみたかったんスよねえ! なんてことは言いそうに無い気がするんだけど。実際愛情の感じられないカバーだし。とか言っては見たものの、織田裕二さんと云う方の事は顔以外はなんにも知らないのでてきとーです。